事典類の情報


    大項目辞典
  1. 『日本語学大辞典』日本語学会編、東京堂、2018……『国語学大辞典』(1980)の新版。日本語学の研究成果が収まっている。
  2. 『国語学大辞典』日本語学会編、東京堂、1980……新版の『日本語学大辞典』に成果を譲るが、付録の口絵や「国語年表」「参考文献一覧」などには引き継がれていない情報もあり貴重。
  3. 『日本語学研究事典』飛田良文他編、明治書院、2006……「資料編」は、各時代の資料を解説しているものとして出色。「事項編」は、「理論・一般、日本語史、現代語・方言」に分かれ、音韻、文法などの分野別に構成されているので、読む事典として各分野を学ぶことができる。『国語学研究事典』(1977)の新版。
  4. 『新版 日本語教育事典』日本語教育学会編、大修館書店、2005……新しい日本語学の成果を取り入れていて、術語などの解説が新しい。
  5. 『日本語大事典』佐藤武義他編、朝倉書店、2014……中項目の事典で、項目数が多い。確定されてはいないが、見出し語の英語訳が付けられているので参考になる。

  6. 小項目辞典
  7. 『国語学辞典』国語学会編、東京堂、1955……出版が古いが、小項目で調べるのに便利。
  8. 『新版 日本語学辞典』杉本つとむ・岩淵匡編、おうふう、1994……小型コンパクトな小項目辞典。日本語史の情報も豊富。
  9. 『明解 日本語学辞典』森山卓郎・渋谷勝己編、三省堂、2020……中項目の辞典なので項目数が少ないが、発行が新しい分、新しい概念も説明項目に取りあげられている。

  10. その他
  11. 『言語学大辞典 6 術語編』(亀井孝他編、三省堂、1996)……世界的にも重要な言語学の成果であり、十分な説明内容が書かれている。5巻からなる本文編は各言語の解説であり、「日本語」の項目は、癖があるものの教科書的な記述と言える。別巻として『世界文字辞典』もある。
  12. 三省堂「言語学大事典」全文データベース【現在停止中】
インターネットの資源
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Wikipediaの言語学情報
比較的良くできていますが、書き直すこともあるので、慎重なのに越したことはない。
ARC ACADEMY 日本語教育能力検定試験用語検索「マンボウ」
用語検索:情報がコンパクトなので、全体の中でちゃんと解釈できれば有用。

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