言葉遊び word play

言葉を使った遊び。日本語の言葉遊びの代表的としては、「しりとり、回文、早口言葉」などがある。言語記号が形と意味の二側面を持つとすれば、言葉遊びは、語形や文字そのものに注目し、意味を二次的なものとして扱っている(文としてある程度意味が通ればよい)点に特徴がある。

「しりとり」は意味を無視して、自分が挙げた語の最後の音(多くは仮名で書いた場合の最後の仮名:「東京とうきょう」なら「う」)から、次の人が語を始める。回文は音節(仮名相当)レベルで、逆から読んでも同じ文となるものを指す(「タケヤブヤケタ」など)。早口言葉も意味ではなく発音のしにくさに注目した表現である(「赤巻紙青巻紙黄巻紙」など)。


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