一つひとつの要素としての文字。文字という概念を1字1字の集まりと捉えた場合、その要素を指す用語。「文字素」という用語が相応しいかもしれない。
漢字の「字、漢」、ひらがなの「な、が」、カタカナの「タ、カ」、アルファベットの「a、d」等が字の例である。文字と字を分けて呼ぶ習慣はなかったが、表記・文字の研究が進展して、二つの概念を分けて呼ぼうというのが現代の研究水準である。